“プレバト俳句”再視記(さいじき)

バラエティ番組「プレバト」の人気コーナー『俳句ランキング』を振り返り。芸能人たちの才能と、毒舌・夏井いつき先生の評価や、いかに!?

キスマイ千賀 盗作疑惑?

time 2017/04/10

先日(4/6)放送の「第一回俳桜戦」でのキスマイ千賀くん(特待生3級)の俳句が盗作ではないか、との疑惑がネット上で出て、賑わしているようです。

名人・特待生を集めた「第一回俳桜戦」で3位を獲得した、その句はこちら↓

桜花 風の名残の 空の波

夏井先生曰く「悪いけど、作者が分かってビックリした」と称賛された句だったのですが、パクリ元と言われている短歌がこちら↓

桜花 散りぬる風の 名残には 水なき空に 波ぞ立ちける

う~む、かなり似てますね。
古今和歌集に収録されている紀貫之の短歌だそうです。

私的には、初心者も使い易そうな語「桜」「花」「風」「空」「波」の羅列なのに、巧く綺麗にまとめたなぁ、という感想だったのですが。。。
そういえば、千賀くんの自歌の説明にちょっと違和感を持ったのも事実。

千賀:桜が風に打たれて花びらが舞うじゃないですか、それが波のように見えるな、というので、それを見て、“名残”という言葉を今回使わせてもらったんですが、思い出というか「そこに僕が居たんだよ」と感じさせる言葉として使いました。

と言っていて、“名残”の意味合いが句と合ってない気がしません?

一方で、「本歌取りでは?」と擁護の意見も。

本歌取りとは。。。
歌学における和歌の作成技法の1つで、有名な古歌(本歌)の1句もしくは2句を自作に取り入れて作歌を行う方法。主に本歌を背景として用いることで奥行きを与えて表現効果の重層化を図る際に用いた。

それもちょっと厳しい気がしますが、どうなんでしょう?
例えば、同じキスマイの横尾くんの以前の句(テーマ『江ノ電と桜』)、

行け行けど 迷路のごとき 花の路

を読んだとき、漱石の句を思い出したんですが、

海見えて 行けども行けども 菜畑哉

これぐらいなら、「本歌取り」と言っておけば怒られなさそう(?)

とりあえず、番組(or本人)側から釈明があるのかどうか。。。
個人的には、彼がどうこうより、(視聴者ですぐ気付いた人がいたのに)夏井先生が気付かなかったのが一番がっかりかな。。。

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