“プレバト俳句”再視記(さいじき)

バラエティ番組「プレバト」の人気コーナー『俳句ランキング』を振り返り。芸能人たちの才能と、毒舌・夏井いつき先生の評価や、いかに!?

冬の帰り道(12/7放送分)

time 2017/12/10


◎今週の俳句テーマ『冬の帰り道』

最下位:才能ナシ


宮田俊哉(Kis-My-Ft2)[37点]

改札抜け 凩(こがらし)や星 温もりも

宮田:電車で仕事通ってるときに、実家に帰るときに、冬の時にどんな気持ちだったかなと思って。こう、ジュニアの時にレッスンとかして電車乗って帰ったら、地元の方がやっぱ星がきれいに見えるし、ちょっと寒く感じるんですよ。で、“凩や星”、実家に帰ったら温かみもあるから、温もりもみたいなかんじを、リズムよく言ってみたんですけど。。。


夏井先生:これはですね、作者がなにを表現したかったか、お聞きした上で”凡人”になる可能性もなきにしもあらず。でしたが、間違いなく”才能ナシ”でした。これ三行書きにしてるから気付きにくいんですが、普通俳句一行に書きますよね。そうなったら、“改札抜け 凩や”は、これ切れ字の“や”だとほとんどの人が思います。そうすると、改札を抜けて、なんと冷たいきびしい凩だろうと、強調するわけですね。おお、寒い、冷たい、と。そして星を見上げるとわずかな温もりがあった、という句かなぐらいに読めてしまう。そういう説明をしてくれたら、5点ぐらい上げて”凡人”にしようかなと思ってたんですが、説明は全然違いました。“凩や星”なんですね。凩や星や故郷や、そういうことね?
宮田:そういうことです。
夏井先生:だから”才能ナシ”。
一同:(笑)
夏井先生:で、悩ましいのは、あなたの言いたいことを全部入れたら、明らかに17音をあふれ出てしまいます。だから、ご本人も色々工夫して、意味のわかんない句になっているということですね。いっぱい入れたいから、ちょっとこんな季語を使ってみます。凩の中で、凩の冷たさに磨かれたかのように光る星のことを“荒星(あらぼし)”と言います。この季語ひとつ覚えてください。これで凩と星が美しさも一緒になって一発で表現できるんです。素敵なことばでしょう。
で、こっからです。改札はやっぱり普通通り抜けていただきたい。“改札を抜ければ 荒星の”、温もりはお家のイメージですね、“生家”という言葉があります。

改札を抜ければ 荒星の生家

改札を抜けると、美しい凩の中で磨かれたような星が出ている。その向こうには私が生まれた家があるよ。ここら辺までやったら、今日は特待生だった。

(つづきは後日掲載。。。)

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