“プレバト俳句”再視記(さいじき)

バラエティ番組「プレバト」の人気コーナー『俳句ランキング』を振り返り。芸能人たちの才能と、毒舌・夏井いつき先生の評価や、いかに!?

年末のアメ横(12/23放送分)

time 2017/12/24


◎今週の俳句テーマ『年末のアメ横』

最下位:凡人


山内健司(かまいたち)[48点]

行く年に 別れを告げに アメ横へ

山内:恥ずかしい! シンプルに年末ということで買い物に行くというよりも、アメ横に行くというのが年末のお決まりの行事というので行ってる人たちがいっぱいいる様を詠んだんです。ほぉー。。。


夏井先生:これはね、いらない言葉がけっこうありまして、そこが一番の問題でしょうかね。“行く年”ってこれ全体が季語になりますね。“行く年”という季語自体が大きな感慨を持っているわけです。ですから、“別れを告げに”という真ん中がほぼいらない。“行く年や”ぐらいで詠嘆すれば、あなたの言いたい中七は季語が言ってくれてしまうわけです。それをわざわざ、カッコよくやってみた。大体ええ格好する人はコケていくんです。だから、中七全部いらないんです。(バッサリ消す)“行く年”という季語と、“アメ横”という場所しか使えるものはない。もうひとつ言うと“へ”はかろうじていいかんじです。“アメ横へ”で行くということが分かるわけですよね。中がスカスカになりましたから、なにか新しい情報を入れないといけないんですが、ご本人がさっき語った中によいセリフがあったじゃないですか。自分で垂れ流して、何も気付いてないとこが最下位の凡人らしい。
とてもいい言葉、「何を買うつもりもなく」と仰ったでしょ、これ入れりゃいいんです。“何買うでなく”、ね? ブラっと出た感じ。

行く年や 何買うでなく アメ横へ

そうすると、この“何買うでなく”というところが具体的になると、この人の表情が見えてきます。忙しい中で、何買うでなく、当たり前の毎年の行事のように、ぶらりとアメ横へ。これだけやってくれたら、これだってシュッと(上へ)行きますよ、今日は。

(続きは後日掲載予定。。。)

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